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セルティック日本人多すぎと批判!OB「古橋亨梧先発でギアクマキス不満」

ギオルゴス・ギアクマキス 写真:Getty Images

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、日本代表FW古橋亨梧(28)をはじめ複数の日本人選手をコンスタントに先発起用している。一方でギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)は浦和レッズやMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)移籍の可能性が伝えられている。そのギアクマキスの起用法に対して、セルティックOBから批判が沸き起こっている。

 ギアクマキスは2020/21シーズンにオランダ1部で26ゴールをあげて、得点王のタイトルを獲得。2021年8月にVVVフェンロからセルティックへ完全移籍したものの、古橋亨梧の活躍もありスタメンでの出場機会が限定。今季もここまでスコットランド1部リーグ22試合中4試合の先発出場にとどまっているが、それでも6ゴール1アシストと結果を残している。

 そんな中、元セルティック所属選手のクリス・コモンズ氏が英メディア『デイリーメール』のインタビューにて「昨季のギアクマキスはシーズンの半分しかプレーしていないが、ゴールを量産した。彼ならばコンスタントにプレーすることで自信をつけ、1シーズン25ゴールを簡単に決めることができるはずだ」

 「彼の唯一の問題は、アンジェ・ポステコグルー監督が古橋亨梧を1番手のストライカーとしてみなしていることだ。金銭面での問題もあるだろうが、個人的な意見としてギアクマキス自身毎週先発するべきだと感じているはずだ」とコメント。

 「ギアクマキスのような結果を残している選手がセルティックを去ることになり、後任に候補に挙がっている選手が彼の穴を埋められるかどうか保証がない場合、サポーターが心配するのは理解できる」と、同選手の放出に動いているセルティックに対して疑問を投げかけている。

 また『デイリーメール』はコモンズ氏の発言をうけて「ギアクマキスが移籍市場が閉まる1週間前にセルティック退団に向かっていることはほぼ間違いない。コモンズ氏はポステコグルー監督が古橋亨梧とギアクマキスを交互に先発出場させて、両選手を満足させるべきだったと考えている」と綴っている。

 なおセルティックはギアクマキスの後任候補として、韓国1部・水原三星から韓国代表FWオ・ヒョンギュ(21)を獲得することが濃厚と報じられている。古橋亨梧が なおセルティックはギアクマキスの後任候補として、韓国1部・水原三星から韓国代表FWオ・ヒョンギュ(21)を獲得することが濃厚と報じられている。スコットランド1部リーグ得点ランキング首位に立つ一方、日本人選手偏重の起用法に現地では否定的な意見があがっている。