Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸オファー・横浜FM関心報道も…ブラジル代表GK代理人に新たな動き

ウーゴ・ソウザ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸は、GK飯倉大樹(36)が契約満了により退団。ブラジル1部CRフラメンゴにブラジル代表GKウーゴ・ソウザ(23)獲得オファーを提示したとみられている。またブラジル国内では横浜F・マリノスからの関心も報じられているが、同選手の代理人は欧州移籍実現にむけて動いているようだ。15日、ブラジルメディア『Bola Vip』が伝えている。

 ウーゴ・ソウザはCRフラメンゴでレギュラーに定着できず、今季のブラジル1部リーグ戦を終了。するとブラジルメディア『terra』は先月末に「ウーゴ・ソウザは今冬退団でCRフラメンゴと同意しており、選手本人も移籍を望んでいる。ただ現時点では去就不透明だ」とリポート。

 ヴィッセル神戸からの買い取りオプション付きレンタル移籍による獲得オファーや、ポルトガル1部エストリルや日本代表DF菅原由勢(22)擁するオランダ1部AZアルクマールからのオファー提示を伝えていた。

 またブラジルメディア『O Futbolero Brasil』は今月はじめ、同選手に関心を寄せているクラブとしてヴィッセル神戸、エストリル、ポルトガル1部FCファマリカン、それに横浜F・マリノスの名前を挙げていた。

 しかし『Bola Vip』の報道によると、ベルギー、ブルガリア、ポーランド、ポルトガル国内のクラブがウーゴ・ソウザ獲得に興味を示しているほか、オランダ1部ヘーレンフェーンとAZアルクマールは現在の年俸とほぼ同額の140万レアル(約3600万円)を用意している模様。

 またウーゴ・ソウザの代理人はすでにオランダ国内クラブからコンタクトがあったほか、来週には2クラブの幹部と会談するために欧州入りするという。

 なお『Bola Vip』は、ヴィッセル神戸からのオファーや横浜F・マリノスからの関心については触れていない。ブラジル代表経験のあるウーゴ・ソウザを巡る争奪戦は、より激しさを増していると考えられる。