Jリーグ 浦和レッズ

浦和がユンカー元同僚DF獲得へ!1.4億円でノルウェー1部にオファーも…

マリウス・ホイブロテン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは昨年以降、元デンマーク代表DFアレクサンダー・ショルツ(30)をはじめ欧州出身の選手を相次いで獲得。今度はノルウェー1部FKボデ/グリムト所属で、FWキャスパー・ユンカー(28)の元チームメイトであるノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)の獲得に動いているようだ。15日、ノルウェー紙『ネッタビースン』電子版が報じている。

 ホイブロテンは身長184cmで左利きのセンターバック。プロデビュー以降、ノルウェー国内の複数クラブを渡り歩いており、2020年6月から現所属クラブのFKボデ/グリムトでプレー。2021年3月までユンカーとともにピッチに立っていたほか、今季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグやノルウェー1部リーグでほぼ全試合に先発出場。センターバックの主力選手として活躍している。また年代別のノルウェー代表戦でプレーした経験を持っているが、A代表招集歴はない。

 そんな中、『ネッタビースン』は「浦和レッズがホイブロテンの獲得に乗り出した。移籍金およそ700万クローネ(約1億3800万円)のオファーを提示したと言われている」と報道。これによると、FKボデ/グリムトは同選手との契約を来年12月まで残す中、今冬放出に踏み切るのか契約満了までチームに留めるのか不明とのこと。クラブ関係者はこの移籍報道について明言を避けたという。

 また『ネッタビースン』は「ホイブロテンにはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のクラブも関心を寄せている。ただ具体的な話が持ち上がっているのは浦和レッズだ」と、他クラブの動向にも触れている。

 なお浦和レッズは今季終了後の時点で、ユンカーやショルツ、元スウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグ(28)、オランダ人FWブライアン・リンセン(32)、オランダ人FWアレックス・シャルク(30)と外国籍選手を5名抱えている。リカルド・ロドリゲスからマシエイ・スコルツァへの監督交代が行われただけに、外国籍選手で入れ替えがあるか注目が集まる。