日本代表

カタールW杯でのメンバー入りも?将来が嘱望される日本の若手GK5選

サンフレッチェ広島 GK大迫敬介 写真:Getty Images

大迫敬介(サンフレッチェ広島)

ここで挙げる5名の中でも、前述の谷と並んで日本代表の守護神の座が近いGK大迫敬介。厳しいシュートを数多く止めるいわゆる「ビッグセーバー」ではないが、ミスが少なく安定感があり総合力は非常に高い。

2018年にサンフレッチェ広島ユースからトップチームに昇格した大迫は、2019年からJ1で経験を積み日本代表でも3試合を経験している。昨年の東京オリンピックではメンバー入りしたものの出場とはならなかったが、この悔しさはフル代表で晴らしたいところだ。


柏レイソル GK佐々木雅士 写真:Getty Images

佐々木雅士(柏レイソル)

中学生の頃から各年代別日本代表に選出されてきた有望株のGK佐々木雅士。20歳にしてJ1で守護神の座を掴んている。韓国代表GKキム・スンギュがアル・シャバブ・サウジ(サウジアラビア)に移籍したこともあり、J1第14節のFC東京戦から柏レイソルのゴールを守るようになった。

身長は185cmとGKの中では特別高いわけではないが、優れた反射神経と跳躍力でゴールを死守している佐々木。珍しい左利きで、精度の高いキックからビルドアップにも大きく貢献できるプレーヤーだ。


SLベンフィカ GK小久保玲央ブライアン 写真:Getty Images

小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)

ここで挙げる5名の中で、唯一の海外組のGK小久保玲央ブライアン。柏レイソルの育成組織で育つと、2018年のアルカス国際カップで大会ベストGKに選ばれたことでオファーが届き、2019年1月にベンフィカのU-23チームへ加入した。現時点でトップチームでの出場はないが、ベンチ入りは経験しており1部デビューまであと一歩と迫っている。

193cmの高身長と身体能力の高さをいかしたビッグセーブが多く、小学生の頃までFWの選手だったことから、足元の技術も高い小久保。9月に欧州遠征が行われたU-21日本代表の一員にも招集され、スイス戦でスタメン出場している。

ページ 2 / 2

名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

筆者記事一覧