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ポステコグルーに批判!ブライトン行きの噂言及に「選択肢拡大の臭いが…」

アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 チェルシーは日本代表MF三笘薫(25)所属ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンからグレアム・ポッター監督の引き抜きに成功。ブライトンはポッター監督の後任としてセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督を招へいする可能性が取りざたされている。その中、ポステコグルー監督が自身の去就について語ったが、コメント内容に対して批判が上がっているようだ。15日、英メディア『talkSPORT』が伝えている。

 チェルシーは今月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節・ディナモ・ザグレブ戦で敗れると、トーマス・トゥヘル監督を解任してポッター監督を招へいしている。

 またブライトンはポッター監督の退任をうけて、U21チームのアンドリュー・クロフツ氏を暫定監督として起用。後任候補にはポステコグルー監督のほかに、マインツのボー・スヴェンソン監督やノルウェー1部FKボデ/グリムトのシェティル・クヌッセン監督など複数名が浮上している。

 その中、ポステコグルー監督はCLグループステージ第2節・シャフタール・ドネツク戦後の会見で「(ブライトン行きの噂は)私の世界とはあまり関係がない。今いるクラブでできる限り成功することに集中しているし、今までもそうだった。私が噂について話せば、フットボールの世界では物事が急速に変化するんだ」と語っていた。

 これに対して、元リバプール所属選手で現サッカー解説者のダニー・マーフィー氏は『talkSPORT』のインタビューで「私はポステコグルーのことを気に入っているけど、あれは良くないと思う。選択肢を広げているような臭いがして気に入らない」

 「彼はこう言うべきだったんだ、『私はここにいる。ビッグクラブにいるし、チャンピオンズリーグに集中しなければならない。今シーズンのためにここにいるんだ』とね」

 「彼は『心配しないで、私はここにいる。ブライトンには行かないし、その考えを受け入れるつもりもない』とは言っていない。選択肢を広げている可能性を示唆しているのだ。ブライトンが獲得に乗り出しても私は驚かない」とコメント。セルティック残留を断言しなかったとして、ポステコグルー監督に批判的なコメントを残している。

 なおポステコグルー監督がブライトンへ引き抜かれる可能性については、セルティックOBのクリス・サットン氏が「アンジェ・ポステコグルーは、プレミアリーグで監督を務める可能性があり、いずれはイングランドへ行くだろう」

 「だが彼はセルティックでの仕事を始めたばかりであり、何か特別なものを築いている段階だ。ブライトンのような規模のクラブにダウングレードすることは絶対にないはずだ」とツイート。セルティック残留が既定路線との見方を示している。