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浦和ユンカーが衝撃告白!声出し応援の運営検証に「サポーターの違反で…」

キャスパー・ユンカー 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)が、Jリーグが現在実施している声出し応援の運営検証について言及した。16日、デンマークメディア『Tipsbladet』が伝えている。

 Jリーグは先月から声出し応援の段階的解禁の一環として、一部試合で運営検証を実施。先月11日のYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第2戦・鹿島アントラーズ対アビスパ福岡を皮切りに、複数試合でスタジアム最大収容人数を5000人、または50%に制限した上で「声出し応援エリア」が導入されている。

 一方で浦和レッズの一部サポーターは、運営検証実施前から再三にわたり声出し応援やブーイングを実施。今月2日の明治安田生命J1リーグ第18節・ガンバ大阪戦でも、「声出し応援エリア」の設置がないにもかかわらずチャントを熱唱した上、試合後には選手にブーイングを浴びせていた。

 Jリーグは順次、声出し応援の運営検証対象試合の追加を公式発表しているが、今月17日時点で浦和レッズの公式戦は対象試合に含まれていない。

 その中、ユンカーは『Tipsbladet』のインタビューで「Jリーグでは今、(声出し応援の)緩和の実証実験が行われているんだ。Jリーグは特定の試合、特定のチームを選んで許可しているね」

 「浦和のサポーターはシーズン初めにルールを破ったから、この実証実験には加わっていないのさ」とコメント。浦和レッズ公式戦が運営検証対象試合外である背景に、サポーターの「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」に反する行為があることを明かしている。

 なおJリーグはサポーターに関する一連の問題を受けて、浦和レッズに対して2000万円の罰金や無観客試合の開催、勝ち点剥奪等の処分を科す可能性があると警告している。