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清水・権田修一巡り物議!浦和サポが「敗戦後に声出し応援指摘」と揶揄も

権田修一 写真:Getty Images

 清水エスパルス所属の日本代表GK権田修一(33)は16日、明治安田生命J1リーグ第22節・浦和レッズ戦でフル出場した。しかし試合後の発言を巡って、浦和レッズサポーターから批判を浴びるなど物議を醸している。

 権田修一は清水エスパルスの正守護神としてチームをけん引。浦和レッズ戦でもゴールマウスを守っていたが、42分にMF松尾佑介(24)から先制ゴールを奪われると、79分にはオウンゴールで失点。味方が79分に1点を返したものの、1-2で敗れた。

 試合後、清水エスパルスのゼ・リカルド監督はインタビューに対応しているが、その際に権田修一の声がDAZN中継を通じて聞こえてきたことが話題に。発言内容の詳細は明らかになっていないものの、「レッズはダメだよ」と叫んでいることから、浦和レッズに対する指摘とみられる。

 また発言時の動画がツイッター上で拡散されると、「権田修一が浦和レッズサポーターが声出し応援を指摘している」という憶測が飛び交っている。

 さらに浦和レッズサポーターと思われるSNSユーザーからは「負けた後にこれはダサい」、「器小さいな」、「負け惜しみだろ」と同選手を揶揄。一部からは、同選手が浦和レッズへの罰金を求めたという主旨のコメントも見られている。

 浦和レッズの一部サポーターは、これまで再三にわたり声出し応援やブーイングを実施。今月2日の明治安田生命J1リーグ第18節・ガンバ大阪戦でも「声出し応援エリア」が設置されていない中で同様のルール違反を犯したことが物議を醸していた。

 またJリーグは浦和レッズに対して、2000万円の罰金や無観客試合の開催、勝ち点剥奪等の処分を科す可能性を示唆。このJリーグからの警告もあり、埼玉スタジアム2002で行われた京都サンガ戦やFC東京戦では意図的な声出し応援やブーイングは見られなかった。