Jリーグ 柏レイソル

柏キム・スンギュの中東移籍が決定的に!移籍金1.4億円と韓国報道

キム・スンギュ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルに所属する韓国代表GKキム・スンギュ(31)は、中東移籍がほぼ確実となったようだ。27日、韓国メディア『フットボールアジア』が伝えている。

 キム・スンギュはヴィッセル神戸やKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代をへて、2020年1月に柏レイソルへ加入。今季は開幕からリーグ戦で13試合つづけてフル出場していたが、5月21日の第14節・FC東京戦以降は公式戦全試合でベンチ外となっていた。

 しかし同選手は韓国代表に招集されると、今月2日の国際親善試合・ブラジル戦をはじめ3試合にフル出場。コンディション面で不安を抱えていないものの、代表ウィーク後のJリーグ公式戦でもベンチに名を連ねていない。

 そんなキム・スンギュの去就について韓国紙『東亜日報』は今月9日、サウジアラビア1部のアル・シャバブ・リヤドとの交渉が進んでいると報道。アル・シャバブ・リヤドが柏レイソルと概ね合意に達しているほか、選手サイドと契約年数に関する交渉を行っていると伝えていた。

 また、キム・スンギュの代理人は韓国メディアのインタビューで「(アル・シャバブ・リヤドとの)交渉は進行中だ。中東は変動要素が多いので最後まで状況を見なければならないが、クラブ間交渉はうまくいったし、選手本人も新たなステージに挑戦したいと考えている」とコメント。同選手の中東移籍が既定路線であることを明言していた。

 その中、『フットボールアジア』は「キム・スンギュがアル・シャバブへ移籍する見込みだ」と報道。柏レイソルに支払われる移籍金が100万ドル(約1億4000万円)であることや、交渉が最終段階に入っていることも伝えている。

 なお、アル・シャバブ・リヤドは過去にサウジアラビア1部リーグを6度制覇。2021/22シーズンのリーグ戦は3位アル・ナスルからわずか2ポイント差の4位で終え、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を逃している。