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Jリーグから関心報道も…スイス1部ブラジル人MFの中東移籍濃厚か

アドリアン 写真:Getty Images

 スイス1部FCシオン所属のブラジル人MFアドリアン(27)は、Jリーグクラブの関心が伝えられていたが、中東移籍に向かっているようだ。16日、スイス紙『ブリック』が伝えている。

 身長175cmで右利きのアドリアンは、セリエAのカリアリやプレミアリーグのリーズ・ユナイテッド、リーグアンのナントなど欧州クラブを渡り歩いている。また、FCシオンには2017年7月から在籍しているが、トルコ1部のカイセリスポルやブラジル2部のアヴァイFCへレンタル移籍。カイセリスポルやアヴァイFCでは出場機会に恵まれず、昨年7月にアヴァイFCからFCシオンに復帰していた。

 ただ、2021/22シーズンもコンディション不良により開幕から出遅れると、リーグ戦で36試合中わずか8試合の出場に。契約満了により今年6月で退団するとみられている。

 そんなアドリアンについては、ブラジル2部のスポルチ・レシフェやクルゼイロ、ECバイーアからの関心を複数のブラジルメディアが報道。中でも『TORCEDORES』は「アドリアンにはサウジアラビアやカタール、UAE、日本、トルコのクラブが関心を寄せている」と伝えていた。

 すると『ブリック』は、FCシオン所属選手の去就に関する特集記事において「アドリアンはおそらくUAEに行くことになるだろう」と主張。中東移籍が有力であるとの見方を示しているが、クラブ名は明らかにしていない。直近数シーズンにわたり度重なる負傷に見舞われてきたアドリアンは、中東で再起を図ることになるかもしれない。