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柏が1.4億円ゲットか!キム・スンギュ中東移籍を代理人明言

キム・スンギュ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの柏レイソルに所属する韓国代表GKキム・スンギュ(31)は、中東移籍間近となっているようだ。9日、韓国紙『東亜日報』が伝えている。

 キム・スンギュはヴィッセル神戸やKリーグ1(韓国1部)の蔚山現代をへて、2020年1月に柏レイソルへ加入。今季は開幕からリーグ戦で13試合つづけてフル出場していたが、5月21日の第14節・FC東京戦以降は公式戦全試合でベンチ外に。サウジアラビア1部のアル・シャバブ・リヤドとの交渉が先月31日に伝えられていた。

 また同選手は韓国代表に招集されると、今月2日の国際親善試合・ブラジル戦と6日のチリ戦でフル出場。状態面で問題を抱えていないことを踏まえると、FC東京戦で突如ベンチ外となった時点から中東移籍の可能性があったとみられる。

 その中、キム・スンギュの代理人は韓国メディアの取材で「(アル・シャバブ・リヤドとの)交渉は進行中だ。中東は変動要素が多いので最後まで状況を見なければならないが、クラブ間交渉はうまくいったし、選手本人も新たなステージに挑戦したいと考えている」とコメント。

 また『東亜日報』はサッカー関係者の話として「キム・スンギュはアル・シャバブ・リヤドで新たな挑戦を始めると思う。今後、2022/23シーズンから正守護神として活躍することが期待される」と伝えており、中東移籍はほぼ確実とみられる。

 さらにアル・シャバブ・リヤドは柏レイソルに対して移籍金100万ドル(約1億4000万円)を支払い、キム・スンギュを獲得することで合意に達したとのこと。現在は選手サイドとの交渉を進めているが、キム・スンギュは3年以上の契約期間を望んでいるという。

 なお、アル・シャバブ・リヤドは2021/22シーズンのサウジアラビア1部リーグを4位で終了。3位アル・ナスルからわずか2ポイント差で来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を逃している。