日本代表・海外組 海外日本人選手

元鹿島・安部裕葵が復帰へ前進!手術後にバルセロナ退団の噂一蹴

安部裕葵 写真:Getty Images

 かつて鹿島アントラーズでプレーしていたMF安部裕葵(23)が7日、自身のインスタグラムアカウントを更新。以前からバルセロナBチーム退団が噂される中、戦線復帰に向けて前進していることを明かした。

 安部裕葵は2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナのBチームへ完全移籍。しかし、2020年2月に右ハムストリング筋断裂という大怪我により戦線離脱すると、その後も復帰と離脱を繰り返していた。

 また、今季はコンディション不良の影響によりバルセロナBで選手登録されず、今年2月に右ハムストリングの手術を実施。本人は2月23日に病室からインスタライブを行うと「フィンランドで手術をしました。6か月くらいで走れるようになると思います」と自身の現状を明かしていた。

 そんな安部裕葵は今月7日、ストーリーズで1本の動画を公開。バルセロナのトレーニングウェアを着ながら、ランニングマシーンを使ったトレーニングに励む様子をアップし、「Me alegro(僕は喜んでいるよ)」、「Poco a poco(少しずつ)」とコメントを添えている。

 安部裕葵の去就については、スペイン紙『スポルト』が今年2月にバルセロナB退団が既定路線であると主張。年俸が110万ユーロ(約1億5600万円)であることもあわせて伝えていた。

 一方、選手本人は2月にインスタライブを実施した際、バルセロナBとの契約が2023年6月までであることを明言。鹿島アントラーズ復帰を望む声に対して「簡単に契約解除とかできない」と語っている。復帰に向けて大きな一歩を踏み出したが、再びバルセロナのユニフォームを着てプレーすることはあるのだろうか。