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元名古屋U18手嶋秀、来季は伊2部でプレーか!菅原由勢の元同僚

名古屋グランパスのサポーター 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ名古屋グランパスの下部組織出身であるFW手嶋秀(イタリア名:ヒデ・ヴィタルッチ)は、来季からセリエB(イタリア2部)でプレーする可能性があるようだ。15日、イタリアメディア『トゥット・フロジノーネ』が報じている。

 現在20歳で日本とイタリアの二重国籍を有する手嶋秀は、昨年7月にフロジノーネからUSペルゴレッテーゼ1932へレンタル移籍。今季はセリエC-ジローネA(イタリア3部の北部地区)で38試合中25試合に出場。先発出場こそ6試合にとどまったがスーパーサブとして多くの出場機会を得て3ゴールをあげていた。

 同選手はUSペルゴレッテーゼ1932へのレンタル期間が今年6月に満了を迎える。その中『トゥット・フロジノーネ』はフロジノーネに復帰する可能性のあるレンタル移籍中の選手を紹介。リストには十数名が含まれているが、この中に手嶋秀も名を連ねている。

 また、手嶋秀は名古屋グランパスU18でU24日本代表DF菅原由勢(21)やDF成瀬竣平(20)らとともにプレーした後、2019年夏にフロジノーネへ完全移籍。下部組織でのプレーがつづく中、昨年1月にセリエB公式戦で初めてベンチ入りしたものの、トップチームでのデビューは果たしていない。

 なおフロジノーネは今季リーグ戦を9位で終了。6位アスコリから7ポイント差をつけられ、セリエA昇格プレーオフ出場を逃している。2018/19シーズン以来となるセリエA昇格を目指す中、手嶋秀が来季の構想に含まれるかどうか注目が集まる。