Jリーグ 京都サンガ

「日本版マンCだ!」京都・荻原拓也の柏戦ゴールに脚光「世界中でニュースに…」

荻原拓也(写真左) 写真:Getty Images

 京都サンガは今月17日、明治安田生命J1リーグ第9節・柏レイソル戦で2-0と勝利した。この試合では先制ゴールのシーンが日本国内で話題になっているが、海外からマンチェスター・シティと比較する声が上がっている。

 京都サンガは敵地で迎えた柏レイソル戦で、前半13分に相手からプレスをかけられる中でも自陣ゴール前で小刻みにパスを繋ぎ、右サイドに展開。あっという間に敵陣に侵入する。そしてペナルティエリア内でMF松田天馬(26)がドリブルを仕掛けようとしたところ、DF荻原拓也(22)がボールをかっさらい右足からのシュートでゴールネットを揺らしたのだ。

 この京都サンガの先制ゴールのシーンに対しては、一部のJリーグファンから「曺貴裁監督の目指すサッカースタイルが浸透している」という意見が上がっていた。

 その中、ツイッターで1万人以上のフォロワーを持つアルゼンチンのサッカーファンはゴールシーンの動画をアップした上で「日本のサッカー。もしこのゴールをマンチェスター・シティが決めていたら、世界中でニュースになっていただろうね」とツイート。ジョゼップ・グアルディオラ監督のもと緻密なサッカーを展開するマンチェスター・シティになぞらえると、SNSユーザーから「素晴らしいゴール」、「日本版マンCだ!」というコメントが寄せられている。

 なお、この試合では京都サンガの元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(38)が後半3分に追加点をマーク。その後は柏レイソルの反撃を振り切って勝利を収めている。また、京都サンガは柏レイソル戦での勝利により勝ち点を「15」まで積み上げており、首位川崎フロンターレから5ポイント差の5位にまで浮上している。