Jリーグ ファジアーノ岡山

J2岡山、小林祐希の同僚FW獲得が決定的に!欧州移籍サポートが決め手と韓国紙報道

ファジアーノ岡山のホーム シティライトスタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのファジアーノ岡山は、Kリーグ2(韓国2部)のソウルイーランドに所属する韓国人FWハン・ウィクォン(27)の獲得をほぼ確実にしたようだ。24日、韓国紙『朝鮮日報』が報じている。

 左ウイングを本職とするハン・ウィクォンは、2014年に慶南FCでプロデビュー。2015年以降は大田ハナシチズンや牙山ムグンファ、水原三星でプレー。昨季終了後、水原三星を契約満了により退団していたが、およそ2カ月の無所属期間をへて、ソウルイーランドに加入していた。そして、今季はリーグ戦36試合中19試合で先発出場し、6ゴールをマーク。ジュビロ磐田や東京ヴェルディに所属した過去を持つ元日本代表MF小林祐希(29)とともにプレーしていた。

 『朝鮮日報』の報道によると、ハン・ウィクォンのファジアーノ岡山移籍が確実になったことを韓国の移籍市場に詳しい関係者が明かしたとのこと。ファジアーノ岡山の原靖強化部長は同選手について「ハン・ウィクォン選手については、以前から獲得にむけて動いていました。今年はじめにはアイルランドのリーグでプレーしようとしたみたいですが、労働許可が下りなかったようです」

 「彼は爆発的な突破力を持っており、個人技のレベルが高いと思っています。コンディションが万全で、かつ日本サッカーに慣れたら、J1でも活躍できる選手になるはずです。彼が岡山でチャレンジする限り、欧州移籍の夢を実現するために、私たちは彼をサポートします」とコメントを残している。

 なお、ファジアーノ岡山は今月23日にFW上門知樹(24)のセレッソ大阪移籍を公式発表。一方で、ガンバ大阪を契約満了により退団したブラジル人FWチアゴ・アウベス(28)の獲得が濃厚と報じられている。J1昇格を目標に掲げる来季は、オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(30)とチアゴ・アウベス、ハン・ウィクォンによる外国籍選手の3トップが結成されるかもしれない。