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G大阪、韓国代表DF獲得が決定的に!キム・ヨングォンの後釜確保

ガンバ大阪のフラッグ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は、Kリーグ1(韓国1部)の城南FCに所属する韓国代表DFクォン・ギョンウォン(29)を獲得することがほぼ確実となったようだ。23日、韓国メディア『スポーツ東亜』が伝えている。

 身長189cmで左利きのクォン・ギョンウォンは、2013年に全北現代でプロキャリアをスタートすると、2015年2月にUAEのアル・アハリへ移籍。その後、中国クラブをへて2019年7月に全北現代へ復帰する。そして今年7月に兵役期間を終えて韓国国軍の傘下である金泉尚武FCを退団すると、中国や中東から関心を寄せられる中、城南FCへ加入。今シーズン後半戦のリーグ戦15試合中13試合でスタメンに抜てきされたほか、下位6クラブによって争われるKリーグ1ファイナル(プレーオフ)でも全5試合で先発出場。センターバックの主力として1部残留に大きく貢献していた。

 そんなクォン・ギョンウォンの去就を巡っては、城南FCのキム・ナミル監督から慰留を受けたものの、今月末までとなっている現行契約の延長に応じないことを決断。また、ガンバ大阪がすでにオファーを提示しているほか、中東クラブから巨額年俸を用意して獲得の打診を行ったと伝えられている。

 その中、『スポーツ東亜』の報道によると、今季のKリーグ1覇者である全北現代も同選手に対して好待遇のオファーを提示したものの、クォン・ギョンウォンはこれを拒否。高額年俸やボーナスにくわえて、契約金も用意していたガンバ大阪への移籍を決断したという。

 ガンバ大阪は韓国代表DFキム・ヨングォン(31)が今季限りで退団。センターバックの新戦力として、サガン鳥栖に所属するブラジル人DFエドゥアルド(28)の獲得に迫っていたが、エドゥアルドはサガン鳥栖と新たに3年契約を結んでいた。それだけにクォン・ギョンウォン獲得の目処が立ったことに、クラブ幹部は胸をなでおろしているかもしれない。