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21歳ブラジル人FWがJリーグ移籍へ!移籍金6000万円で合意と海外報道

Jリーグ 写真提供: Gettyimages

 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のECヴィトーリアに所属するブラジル人FWサムエル(21)は、Jリーグ移籍がほぼ確実となったようだ。23日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 左利きのストライカーである同選手は、昨年にECヴィトーリアのトップチームに昇格。昨季はリーグ戦5試合に出場してプロ初ゴールもあげていた。そして今季はリーグ戦38試合中15試合でスタメンに抜てきされて2ゴールをマーク。着実に出場機会を増やしていたが、今季ラスト5試合では出番がなかった。

 その中、とあるJリーグクラブが移籍金60万ドル(約6800万円)によるサムエルの獲得オファーを提示したと、今月21日にブラジルメディア『Bahia Noticias』が報道。また、ECヴィトーリアの会長はメディアインタビューで「ある選手に対して正式なオファーが届いている。我々は(オファーを提示したクラブに対して)対案を提示した。今は返事を待っているところだ」と語っていた。

 しかし、『グローボ』の報道によると、ECヴィトーリアは「50万ドル(約5700万円)を受け取り、サムエルの保有権の51%を売却する」という条件でJリーグクラブと合意に達したとのこと。また、ECヴィトーリアは今回の取引で受け取る移籍金を債務の返済に充てるものとみられる。

 ブラジル国内で確かな成長を遂げている有望株であるだけに、多くのJリーグファンがサムエルの移籍先がどこなのか気になるはずだ。