Jリーグ 松本山雅

J3降格でも松本山雅応援!イチローのモノマネ芸人が後押し「山雅も自分も強くなって…」

松本山雅 写真提供: Gettyimages

 松本山雅は28日、明治安田生命J2リーグ第37節・SC相模原戦で1-1と引き分けたことにより、J3降格が決まった。その中、かつてプロ野球のオリックス・ブルーウェーブやMLB(メジャーリーグ)のシアトルマリナーズで活躍したイチローさんのモノマネを得意とするお笑い芸人であるニッチローさん(本名:今村健太)が松本山雅に対する思いを言葉にしている。

 松本山雅は今年6月から黒星が先行すると、6月下旬に柴田峡監督を解任して元ジュビロ磐田指揮官の名波浩氏を招へい。しかし、監督交代以降もリーグ戦でわずか3勝にとどまるなど勝ち点を積み重ねることはできず、愛媛FCやギラヴァンツ北九州、SC相模原、大宮アルディージャなどとJ2残留争いを繰り広げていた。

 その中、今月28日に敵地で行われたJ2リーグ第37節・SC相模原戦では、90分に先制ゴールを許したものの後半アディショナルタイムの90+6分にオウンゴールで同点に追いつき、1-1で試合終了。しかし、J2残留圏内の18位大宮アルディージャがFC町田ゼルビア相手に引き分けて勝ち点1を獲得。大宮アルディージャとの勝ち点差を「5」から縮めることができなかった。

 また、J3リーグ首位のテゲバジャーロ宮崎がJ2リーグのライセンスを保持していないため、J2リーグ19位にクラブにも残留の可能性がある。しかし、松本山雅は19位SC相模原との勝ち点差を「4」から縮められなかったことにより、20位以下で今シーズンを終えることが確定。最終節を残してJ3降格が決まっている。

 その中、長野県飯田市出身であり、松本山雅サポーターとして多くのJリーグファンから親しまれているニッチローさんは、SC相模原戦後にSNSを更新。「現実は受け止めて。チームの事思う事あるけど、自分は本当に山雅の残留を100%信じていたのか諦めてなかったのか。そう考えると自分も足りなかった。ただ山雅が無くなる訳ではないので、山雅も自分も強くなって1年でJ2に戻って来る。カテゴリーが下がろうが山雅愛は変わらないからね。One Sou1」と投稿し、これからも松本山雅を後押しすることをファンに向けて約束している。

 なお、松本山雅は12月5日のJ2リーグ最終節でホームにV・ファーレン長崎を迎え撃つ。クラブ史上初となるJ3降格という困難を迎える中、今シーズン最終戦で一矢報いたいところだ。