ラ・リーガ レアル・マドリード

「会長が7月に向けて大きな計画を…」レアル指揮官が来夏の大型補強を示唆

カルロ・アンチェロッティ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードを指揮するカルロ・アンチェロッティ監督が、来夏の補強プランについて注目発言をした。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今夏にオーストリア代表DFダビド・アラバとフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガを獲得したマドリード。昨夏はレアル・ソシエダから復帰したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(現アーセナル)やバイエルン・ミュンヘンから帰還したスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラ(現フィオレンティーナ)などのレンタルバック組を除いて、40年ぶりに補強を行わなかった。

 ここ2年間は新型コロナウイルスの影響による財政難で以前のように大枚をはたいてスター選手を獲得しなかったマドリードだが、来夏には大型補強を敢行する可能性がある模様。パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得にプライオリティを置いているとみられるなかで、アンチェロッティ監督が注目発言をした。

 「レアル・マドリードでは全てが同じで変わっていない。変わるのはコーチ陣だけだ。同じフィジオセラピスト、同じスタッフ、同じジャーナリスト、同じビジョン。パンデミックにより経済的ダメージにも関わらず、緊迫感がある」

 「1年後の2022年末には新しいベルナベウ(ホームスタジアム)が完成する。フロンティーノは7月に向けて大きな計画を立てている。フロンティーノは非常に真剣な意図を持っている。ムバッペに加えて、(ボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・)ハーランドと契約するかって?それはまた今度話そう」