ビジャレアルに所属するスペイン代表DFパウ・トーレスが、今夏にトッテナム・ホットスパーからのオファーを拒否した理由について言及した。イギリス『90min』が伝えた。
マラガへのレンタル移籍を除いて、ビジャレアル一筋のキャリアを送るパウ・トーレスはビルドアップと対人守備の強さが魅力的なセンターバック。今夏に開催されたユーロ2020と東京オリンピックでフル稼働すると、今季はここまで公式戦16試合に出場している。
そんなパウ・トーレスには、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードが関心を示すなかで、今夏にトッテナムが獲得に向けて正式オファー。だが、スペイン代表はこのオファーを拒否しており、その理由についてイギリス『ガーディアン』でこう語っている。
「自分の街のチームでチャンピオンズリーグを戦いたかったというのが大きい。最初からはっきりしていたよ。ビジャレアルがチャンピオンズリーグに出場するのは4回目だけど、これはチャンピオンズリーグの難しさを物語っている。生涯を共にするクラブでこの大会に参加するのは夢のようだった」
「大金が手に入るのに会長は僕にプレッシャーをかけなかった。彼はいつも『決定権は君にある』と言って、リスペクトしてくれていた。そのことには感謝しているよ。このクラブで体験できたことをは再現できない。僕は、地元や仲のいい人たちと一緒にいるのが好きだ。素晴らしいチームであることを意味している。僕はそれを楽しんでいる。今年は特別なとして、チームはとても親密だ。それが僕が残留した理由だよ」
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