セリエA ローマ

ローマ、イタリア代表MFとの契約延長交渉が難航か。ユーベやトッテナムが関心

ニコロ・ザニオーロ 写真提供: Gettyimages

 ローマが、同クラブに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロとの契約延長交渉が難航しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 インテル下部組織出身のザニオーロは2018年夏にローマへ加わると、卓越したボールコントロールと正確な左足のキックを武器にブレイクを果たし、そのシーズンのセリエA最優秀若手選手に選出。昨季は2度のじん帯断裂でシーズンを棒に振ったが、今季はここまで公式戦16試合で2ゴール3アシストの成績を収めている。

 そんなザニオーロをローマは放出不可避選手とみなしており、2024年夏までとなっている現行契約から2025年夏まで延長することを希望。選手側の代理と最初の交渉を行ったというが、クラブが難しい序盤を過ごしていることから現在はスローダウンしているようだ。

 なお、イタリア代表MFに対してはユベントスとトッテナム・ホットスパーが目を光らせているという。その中でも、トッテナムのマネージング・ディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏がザニオーロを高く評価しており、1月の移籍市場で獲得を目指す可能性があるようだ。