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南野拓実の再獲得にサウサンプトン興味か!リバプール監督の構想は…

南野拓実 写真提供: Gettyimages

 リバプールに所属する日本代表FW南野拓実(26)は先月下旬から徐々に出場機会を増やしているが、ここにきて今冬移籍の可能性が噂されている。24日、イギリスメディア『HampshireLive』が伝えている。

 南野拓実は先月27日開催のカラバオ・カップ(EFLカップ:イングランドのリーグカップ戦)ラウンド16・プレストン戦で先制ゴールをマーク。そして先月30日のプレミアリーグ第10節・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦から公式戦4試合つづけて後半出場からピッチに立つと、代表ウィーク明けの第12節・アーセナル戦で再びゴールをあげている。

 そんな南野拓実は、今月24日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節・ポルト戦でフル出場し、チームの勝利に貢献。ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ(30)をはじめ、複数の負傷離脱者がいる中で存在感を高めている。

 しかし、『HampshireLive』の報道によると、同選手にはサウサンプトンが昨季につづいてレンタルでの獲得を狙っているとのこと。サウサンプトンは今夏の移籍ウィンドウでチェルシーからアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(20)をレンタルにより獲得。また、エバートンから元イングランド代表FWセオ・ウォルコット(32)の獲得に成功したほか、ノルウェー代表MFモハメド・エルユヌシ(27)がセルティックへのレンタル期間を終えて復帰するなど攻撃陣の枚数を揃えている。

 しかし、今季はプレミアリーグ第12節終了時点で3勝5分4敗で勝ち点14の獲得にとどまっている。くわえて、チーム全体の得点数は「11」とプレミアリーグ20クラブ中2番目に少ない数字となっていることから、来年1月にも前線の補強に動く可能性は十分に考えられる。

 ただ一方で、リバプールはエジプト代表FWモハメド・サラー(29)やセネガル代表FWサディオ・マネ(29)らが来年1月開催のアフリカネイションズカップに参加する可能性が高い。そのため、ユルゲン・クロップ監督はサラーやマネなど前線の主力選手不在時の代役として南野拓実に期待を寄せているようだ。

 なお、サウサンプトンはエールディビジ(オランダ1部)のPSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律(23)の獲得にむかう可能性も取りざたされている。サウサンプトンの補強候補に日本人選手の名前が挙がる中、南野拓実としては引き続きクロップ監督のもとでチャンスをモノにしたいところだ。