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小川慶治朗や元レアルGKにつづき…豪州1部が元マンCロドウェル獲得発表!

ジャック・ロドウェル 写真提供: Gettyimages

 Aリーグ(オーストラリア1部)のウェスタン・シドニー・ワンダラーズは18日、かつてエバートンやマンチェスター・シティでプレーしていた元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(30)の獲得を公式発表した。

 ロドウェルはエバートンの下部組織出身であり、16歳でプロデビュー。2011年11月の国際親善試合・スペイン戦でイングランド代表での初出場を飾ると、2012年夏にはマンチェスター・シティへ完全移籍していた。マンチェスター・シティでは2013/14シーズンにプレミアリーグのタイトルを獲得したものの出場機会に恵まれず、2014年夏にサンダーランドへ完全移籍。その後はブラックバーンやシェフィールド・ユナイテッドに在籍していたが、昨季終了後にシェフィールド・ユナイテッドを退団して以降は無所属状態となっていた。

 そんなロドウェルは妻がシドニー出身ということもあり、家族でオーストラリアに永住することを決断。また、同選手の去就を巡っては、ウェスタン・シドニーが同じくAリーグに所属するマッカーサーFCとの争奪戦を制すしたと先月下旬に伝えられると、ウェスタン・シドニーは今月上旬にトレーニングに励むロドウェルの姿をクラブ公式ツイッターアカウントで公開していた。

 そしてクラブは今月20日にAリーグ2021/22シーズン開幕節・シドニーFC戦を控える中、ロドウェルの獲得を発表。ロドウェル本人は「ウェスタン・シドニーへの加入が決まって、本当に興奮している。僕にとってオーストラリアは第2の故郷だ。2、3カ月前からオーストラリアでプレーするチャンスをうかがっていたし、僕の妻がシドニー出身なので、パーフェクトだね」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 なお、ウェスタン・シドニーは明治安田生命J1リーグの横浜FCからFW小川慶治朗(29)を期限付き移籍により獲得したほか、レアル・マドリードに所属した過去を持つスペイン人GKトマス・メヒアス(32)の獲得にも成功。両選手は今月10日開催のFFAカップ(オーストラリア国内カップ戦)ベスト32・ブロードメドウ・マジック戦で出場している。シドニーFCとのダービーマッチで小川慶治朗、メヒアス、ロドウェルの3選手が揃ってピッチに立つことはあるのだろうか。