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相模原GK竹重安希彦に元同僚から励ましのメッセージが!京都ウタカ先制弾直前に靭帯断裂

SC相模原のサポーター 写真提供: Gettyimages

 SC相模原は20日、明治安田生命J2リーグ第33節・京都サンガ戦で負傷退場したGK竹重安希彦(34)の戦線離脱を公式発表した。その中、同選手は自身のSNSアカウントを通じて復帰に向けて意気込みを語った。

 竹重安希彦は今シーズン前半戦でバックアッパーという立ち位置だったが、6月下旬開催の第19節・東京ヴェルディ戦で先発メンバーに抜てきされると、京都サンガ戦までのリーグ戦全試合でゴールマウスを守っていた。しかし、今月10日開催の京都サンガ戦では、前半36分にゴールキックを蹴った際に負傷。ゴールキックからの空中戦で京都サンガがセカンドボールを拾うと、ディフェンスラインの背後のスペースに走りこんだ元ナイジェリア代表FWピーター・ウタカ(37)にパスが通る。竹重安希彦は左足を芝生につけず右足のみで懸命にゴール前まで戻ったものの、ウタカのシュートを止めることができず、直後にピッチを後にしていた。

 SC相模原は同選手の負傷状況について、左膝蓋靭帯断裂と診断されたと発表。リーグ戦残り8試合となる中、一足早く今シーズンを終えることになっている。

 そんな竹重安希彦は、20日に自身のインスタグラムアカウントを更新。京都サンガ戦での負傷について「本日リリースがありましたが、10月10日の京都サンガ戦で膝蓋靭帯断裂の怪我を負ってしまいました。大事な試合でチームに迷惑をかけてしまった事、この大事な時期にチームを離れる事に申し訳ない気持ちしかありません」

 「ですが後悔しても仕方がないので、あとはチームの仲間を信じて、何か少しでもチームの為に自分自身出来ることを模索していきたいと思います。心配して下さった方々本当にありがとうございました。現在は無事に手術も終わりました。必ずこれまでよりもパワーアップして復帰できるように、リハビリを頑張りたいと思います!残り8試合、引き続き応援よろしくお願いします!」とファンにむけて手術の成功を報告している。

 これには、ガンバ大阪の正守護神であり、かつてアルビレックス新潟で切磋琢磨していたGK東口順昭(35)から「たけちゃんガンバ!」と激励のメッセージが届いているほか、ジュビロ磐田でチームメイトの関係にあったDF大井健太郎(37)やMF山田大記(32)らもコメントを寄せている。