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「野心のなさを…」古橋亨梧プレミア移籍の噂に現地メディア警告!売却のタイミングは…

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、早くもプレミアリーグ移籍が噂されている。その中、イギリスメディア『GIVE ME SPORT』は20日、セルティックが同選手の慰留に全力を尽くすべきだという主旨の記事を掲載した。

 古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でデビューすると、8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産。すでにアンジェ・ポステコグルー監督やセルティックのサポーターから信頼を得ている。

 そんな古橋亨梧の去就を巡っては、今月に入ってプレミアリーグで決定力不足に陥るサウサンプトンからの関心が伝えられている。また、本人はプレミアリーグ移籍の噂について「多くの選手がスコットランドからプレミアリーグに移籍していますね。(アーセナルで)うまくやれている冨安健洋の姿を見ると、モチベーションが湧いてきます」

 「良い結果を残すと(プレミアリーグ移籍への)道が開ける可能性はありますが、今はセルティックや日本代表で結果を残さないといけません。自分にできるだけのベストを尽くしてチームに貢献したいですね」とセルティックや日本代表でのプレーに集中する姿勢を見せていた。

 その中、スコットランドの現地ジャーナリストは『GIVE ME SPORT』の取材に対して「もし仮にセルティックが半年でキョウゴを売却するとなれば、(サポーターの)抗議活動に発展するとは言わない。ただ、そんなことをしたら、今のセルティックの野心のなさを最も如実に示すものとなるだろう」と警鐘を鳴らしている。

 また、『GIVE ME SPORT』は古橋亨梧を今冬の移籍ウィンドウで放出する場合、それ相応の移籍金を得られる可能性が高いものの、今季のリーグタイトル獲得を目指すことが最優先した上で、ポステコグルー監督が同選手を中心としたチームを構築すべきと主張。2、3年後により高額の移籍金で売却できるという見解を示している。