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古橋亨梧の同僚FWが日本語マスター宣言!「英語を話さないのが残念」と嘆くも…

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、19日開催のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節・フェレンツバーロシュ戦でゴールを決めてチームの勝利に貢献した。チームメイトのポルトガル人FWジョタ(22)は古橋亨梧の動き出しに感銘を受けていることや、コミュニケーションの取り方について明かしている。20日、スコットランド・グラスゴーの地元紙『The Herald』が伝えた。

 古橋亨梧はFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を終えた後、16日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦では先発出場したものの、本来のパフォーマンスは影を潜めていた。しかし、フェレンツバーロシュ戦では0-0で迎えた57分、FWジョタ(22)のロングフィードに反応。トラップしてから右足を振りぬき、ゴールネットを揺らしてる。その後、セルティックは81分にも追加点を奪い、2-0と勝利を飾った。

 ジョタと古橋亨梧がそろって先発出場するのは、フェレンツバーロシュ戦で4度目となっている。その中、ジョタは古橋亨梧の動きについて「キョウゴのことを知りつつあるけど、彼の動きは信じられないね。彼は本当によく動くし、僕が今まで見た中で最も良い動きをする選手の一人だよ。そんな彼の動きを見て、僕もパスを出したいと思ったし、彼がゴールを決めたので良かったよ」と語っている。

 また、古橋亨梧とのコミュニケーションの取り方について質問を受けると「キョウゴは英語を話さないのが残念だし、(関係を築くのは)とても難しかったね。ただ面白いことだけど、僕は彼に対して『もし英語を学ばないのならば、僕が日本語を学んで話ができるようにするから心配しないで』と言ったよ」

 「彼と話をするために、僕は絶対に日本語を学ぶよ。でも、最も重要なのは、ピッチの中でお互いを知り始めていることだと思うね」と日本語学習を宣言するとともに、ピッチ内での連携面をさらに深めることにも意欲的な姿勢を見せた。