2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のハノーファーに所属する日本代表DF室屋成(27)は15日、日本代表DF板倉滉(24)を擁するシャルケとの一戦に臨んだ。そんな室屋成のスピードはリーグでも屈指の数字を誇っている。
室屋成は昨夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からハノーファーへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季はリーグ戦27試合で先発出場するなど、右サイドバックのレギュラーに定着していた。ただ、今季はホルシュタイン・キールを契約満了により退団したDFヤニク・デーム(25)とのポジション争いを演じており、ここまで5試合に先発出場。ただ、先月11日開催の第6節・ザンクト・パウリ戦以降は毎試合ベンチスタートとなっており、シャルケ戦でも後半途中からピッチに立っていた。
ブンデスリーガの公式サイトではシュート数やアシスト数など様々なデータが紹介されている。その中、トップスピードにおける時速で、室屋成は35.65km/hを記録しており、ドイツ2部の中で2番目に速い値になっているという。また、1位はハンザ・ロストックに所属するFWストレリ・マンバ(27)であり、35.97km/hという記録を持っている。
なお、ハノーファー対シャルケでは、0-0で迎えた90+5分にシャルケのポーランド代表DFマルチン・カミンスキ(29)が決勝ゴールをあげ、シャルケが1-0と勝利している。出場機会を徐々に減らしている室屋成ではあるが、2.ブンデスリーガを代表するスピードスターとして、引き続き監督にアピールしたいところだ。
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