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鮮烈デビュー本田圭佑、地元メディアの揶揄に反論!「オファーを受けた時…」

本田圭佑 写真提供: Gettyimages

 ミランやロシア・プレミアリーグ(ロシア1部)のCSKAモスクワなどでプレーした過去をもつ元日本代表MF本田圭佑(35)は、リトアニア1部のFKスドゥーバでのデビューを飾っている。そんな本田圭佑は、地元メディアの報道に対して異を唱えているようだ。29日、リトアニアメディア『15min』が伝えている。

 本田圭佑は今年7月15日にアゼルバイジャン1部のネフチ・バクーを契約満了による退団した後、しばらく無所属状態となっていた。しかし、本人は今月11日に自身の公式YouTubeチャンネルで複数のオファーが届いていることをファンに報告。くわえて、アメリカのロサンゼルスにある自宅を公開していたが、14日になってFKスドゥーバへの入団が公式発表されている。

 そして同選手は18日に行われた第27節・ダイナヴァ戦や22日開催のリトアニア国内カップ戦準々決勝・ジャルギリス戦でメンバー外となっていたが、全体トレーニングを通じてチームメイトとの連携を深めると、26日に行われた第30節・バンガ戦で先発メンバーに抜擢。64分に右足のシュートでゴールネットを揺らし、加入後初得点をあげていた。

 そんな本田圭佑については、デビュー前にポーランドメディア『バルティキフットボル』が「ホンダはサッカー選手なのか、それともビジネスマンなのか」という見出しで揶揄。投資ファンドを設立したり、サッカースクールを運営するなどピッチ外での経歴を紹介した上で「ホンダとは正確に何者なのか」と問いかけていた。

 この報道に対して、本田圭佑本人は「もしフットボール以外のことをやりたいならば、アメリカにとどまっていましたよ。おそらく中国やシンガポール、香港という選択肢もあったでしょう。ビジネスをするために絶好のチャンスがありますしね」

 「その中でも、僕はチャンピオンになることを望んでリトアニアへ行くという決断を下しました。みなさんが僕に与えてくれた素晴らしい機会です。オファーを受けた時は、断る理由がありませんでした。僕にとって(リトアニアでの挑戦は)素晴らしい経験ですし、新たな1ページですよ」とコメント。あくまでもフットボーラーとしてリトアニアで成功を収める覚悟を示した。