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東京Vや千葉に在籍のアラン・ピニェイロ、ブラジル2部加入決定!8カ月の無所属期間も…

アラン・ピニェイロ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディやジェフユナイテッド市原・千葉でプレーした過去をもつブラジル人FWアラン・ピニェイロ(29)は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に所属するロンドリーナへの加入が正式決定した。1日、クラブ公式サイトが伝えている。

 ピニェイロは2013年にレンタル移籍により川崎フロンターレに在籍した経験を持つ。また、2015年からは東京ヴェルディでプレーしていたが、2018シーズン終了後に契約満了により退団。翌年からジェフユナイテッド市原・千葉でプレーしていたが、2019シーズンはリーグ戦26試合に出場しわずか2得点で終了。昨季も新型コロナウイルス感染拡大によるリーグ戦中断期間終了後からおよそ2カ月間にわたりベンチ外となると、リーグ戦で10試合の先発出場にとどまり、今年1月に契約満了が告げられていた。

 同選手はジェフユナイテッド市原・千葉を退団後、半年以上にわたり無所属状態となっていた。また、今年7月下旬にはブラジル2部のコリチーバのトレーニングに練習生として参加したものの、正式に契約を結ぶには至っていなかった。しかし、今季セリエBに昇格してきたロンドリーナが今月1日にピニェイロの獲得を発表。同選手と今季終了後までの契約期間によりサインを交わしている。

 なお、ロンドリーナは今季ここまで21試合を終えて勝ち点21の獲得にとどまっており、セリエC降格圏の17位に沈んでいる。ピニェイロとしては、久々となる母国でのプレーではあるものの、セリエBの舞台で苦戦を強いられているチームの助けになりたいところだ。