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フェネルバフチェ、守田英正の獲得オファー再提示!本人もトルコ移籍容認を要求か

守田英正 写真提供:Gettyimages

 日本代表MF守田英正(26)は、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェへの移籍が破談になったと伝えられていた。しかし、フェネルバフチェは同選手獲得のオファーを再び提示したようだ。1日、トルコメディア『SABAH』が報じている。

 守田英正の去就を巡っては、今月27日までにフェネルバフチェが選手サイドやCDサンタ・クララと合意に達したとトルコ国内メディアが報道。そしてポルトガル紙『O JOGO』も29日開催のプリメイラ・リーガ第4節・ジル・ヴィセンテ戦が、本人にとってのラストマッチであり、フェネルバフチェ移籍の公式発表が秒読み段階と伝えていた。

 しかし、CDサンタ・クララは同選手の売却を拒否する旨の声明を8月31日に発表。移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)という条件でオファーが届いたものの、契約解除条項の設定額である1000万ユーロ(約13億3000万円)の提示があった場合のみ交渉に応じる姿勢を鮮明にしていた。

 ところが、フェネルバフチェは今月1日になって再度オファーを提示した模様。具体的な金額については現時点で報じられていない。くわえて、本人はCDサンタ・クララの会長と会談を行った際に「フェネルバフチェ(からのオファー)は私にとって重要なチャンスです。金銭面で(フェネルバフチェとの交渉を)順調に進めることを期待しています」とフェネルバフチェ移籍を望むコメントを残しているという。

 なお、イングランドやポルトガル、スペインなど欧州の多くの国々では、8月31日をもって今夏の移籍ウィンドウが終了。しかし、トルコの移籍市場は今月8日まで開いている。また、守田英正は今月のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバーに招集されているが、2日にパナソニックスタジアム吹田で開催されるオマーン戦を欠場することが確定している。