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徳島、FW鈴木輪太朗イブラヒーム巡るバレンシアとの取引内容判明!買取OPは…

徳島ヴォルティス

 明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスは8月31日、FW鈴木輪太朗イブラヒーム(18)がラ・リーガ(スペイン1部)のバレンシアへ期限付き移籍することを公式発表しているが、両クラブの取引内容が明らかになっているようだ。31日、スペインメディア『esportbase』が伝えている。

 ガーナ人の父と日本人の母を持つ鈴木輪太朗イブラヒームは、横浜FCの下部組織、日大藤沢高校をへて今季から徳島ヴォルティスへ入団。J1リーグでは出番がなかったものの、YBCルヴァンカップ・グループステージ1節・FC東京戦でデビューを果たしていた。

 徳島ヴォルティスはバレンシアへのレンタル移籍期間が2023年6月までであることにくわえて、鈴木輪太朗イブラヒーム本人が就労ビザ取得の関係により当面は徳島ヴォルティスでトレーニングを行うことを発表している。

 その中、『esportbase』の報道によると、バレンシアと徳島ヴォルティスの取引において、50万ユーロ(約6500万円)による買い取りオプションが盛り込まれているとのこと。また、同選手は19歳以下の選手たちで構成されるチームに合流するとのこと。そして来季にはリザーブチームであるバレンシアCF・メスタージャでプレーすることになるようだ。

 身長192cmをほこる鈴木輪太朗イブラヒームは、数年後もバレンシアにとどまるために、まずは下部組織での競争を勝ち抜くことが求められる。