インテルはすでにベルギー代表FWロメル・ルカクをチェルシーへ売却している。ルカクの代替戦力確保を課題とする中、アタランタのコロンビア代表FWドゥバン・サパタの獲得を目指していたが、どうやらボルフスブルクに所属するオランダ代表FWボウト・ベグホルストへターゲットを変更する可能性があるようだ。16日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在29歳のベグホルストは、2018年夏にエールディビジ(オランダ1部)のAZからボルフスブルクへ完全移籍により加入。移籍1年目から前線で主力に定着して2桁ゴールをあげると、昨季はブンデスリーガで33試合に先発出場して20ゴール9アシストをマーク。シーズン終了後にはオランダ代表の一員としてEURO2020(欧州選手権)に臨み、2試合で先発メンバーに名を連ねていた。
一方、インテルはすでにローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得を決めているほか、ドゥバン・サパタの獲得に向かっていた。しかし、アタランタに対して移籍金3000万ユーロ(約39億円)+ボーナスという条件で提示したオファーは却下。アタランタは少なくとも4000万ユーロ(約52億円)を求めているという。
これを受けて、インテルはベグホルストの獲得に向かう模様。同選手はボルフスブルクとの契約を2023年6月まで残しているが、2000万ユーロ(約26億円)での獲得が可能であるとのこと。サパタ獲得時よりも移籍金を抑えることができるという点が大きな魅力であるようだ。
現時点でインテルとボルフスブルクの交渉については報じられていないが、今後数日間で何らかの動きはあるのだろうか。
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