インテルはチェルシーにベルギー代表FWロメル・ルカクを売却している。すでにローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得を決めているが、アタランタに対してコロンビア代表FWドゥバン・サパタの獲得オファーを提示していたようだ。16日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じている。
現在30歳のサパタは、2018年夏にサンプドリアからアタランタへ移籍。加入1年目からセリエAで23ゴールを決めるなど、持ち前の得点能力を発揮して主力に定着。昨季はセリエAで29試合に先発出場して15ゴール10アシストをマーク。UEFAチャンピオンズリーグでも6試合で先発メンバーに名を連ねていた。
サパタはアタランタとの契約を2023年6月まで残している。一方、インテルはルカクの後釜確保を優先事項とする中、今月14日にローマからジェコを獲得したと公式発表。しかし、ジェコ以外にも前線でもう1選手の獲得を目指しているという。
インテルはサパタの代理人と会談を行い、すでに個人合意を取り付けている模様。また、アタランタに対しては移籍金3000万ユーロ(約39億円)+ボーナスという条件でオファーを提示。しかし、アタランタは少なくとも4000万ユーロ(約52億円)を求めていることにくわえて、サパタの代替戦力を獲得する見通しが立たない限りは放出に応じない姿勢を見せているとのことだ。
アタランタはチェルシーで昨季までプレーしていたイングランド代表FWタミー・アブラハムの獲得を目指していると伝えられていたが、アブラハムはすでにローマのメディカルチェックを通過している。
なお、インテルは前線の新戦力としてナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェやラツィオのアルゼンチン代表MFホアキン・コレアの獲得も検討している。
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