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横浜FMエウベル、古巣クラブとの裁判で和解!総額1600万円受け取りへ

横浜F・マリノスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するブラジル人FWエウベルは、古巣であるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECバイーアとの未払い問題を巡る裁判で和解に至ったようだ。12日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 現在29歳のエウベルは、2018年にクルゼイロからECバイーアへ完全移籍。ECバイーアで3シーズン過ごした後、今年1月に横浜F・マリノスへ加入。今季ここまでJ1リーグで21試合に先発出場して5ゴール5アシストをマークするなど、前線の主力としてチームの上位躍進に大きく貢献している。また、先月下旬に母国メディアのインタビューに応じた際には、過去にもJリーグクラブからオファーが届いていたことを明かしていた。

 そんなエウベルは、ECバイーアを退団する際に肖像権関連の支払いを約束されたにも関わらず、入金が遅れていることを受けて、古巣クラブを提訴。しかし、今月11日までにECバイーアが同選手に対して総額770万レアル(約1600万円)を10度にわたる分割払いを行うことで和解したという。

 キャリア初のJリーグ挑戦で好調を維持しているエウベルだが、金銭面の問題が解決されたことにより、さらに横浜F・マリノスでのプレーに集中できるだろう。