プレミアリーグ チェルシー

セビージャDF獲得に動くチェルシー、2026年夏までの5年契約で個人合意か

ジュール・クンデ: Gettyimages

 チェルシーがセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデの獲得に向けて個人合意に至ったようだ。スペイン『ラソン』が報じた

 トーマス・トゥヘル監督が守備強化の理想的な選手として、クンデをトップターゲットに見据えているチェルシー。イタリア代表DFエメルソン・パルミエリやフランス代表DFクルト・ズマの譲渡を含めたクラブ間交渉が行われているなか、チェルシーはUEFAチャンピオンズリーグ出場を望むフランス代表DFと2026年夏までの契約で個人合意に至ったという。

 また、チェルシーはフランス代表DFラファエル・バランをマンチェスター・ユナイテッドに売却したレアル・マドリードがその後釜として同選手の獲得に動く可能性を危惧し、交渉を加速させている模様。同選手には9000万ユーロ(約116億8000万円)の契約解除金が設定されているものの、セビージャは移籍金7000万ユーロ(約90億8000万円)前後で放出に応じるとのことだ。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。この活躍が認められると、今夏に開催されたユーロ2020ではフランス代表に初選出され、1試合に出場していた。