プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、フランス代表FWを76億円以上で売却へ!ドルトムントからサンチョ獲得

アントニー・マルシャル 写真提供:Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドはボルシア・ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得を決めている。その一方で、フランス代表FWアントニー・マルシャルを売却したい考えを持っているようだ。25日、イギリスメディア『デイリースター』が伝えている。

 現在25歳のマルシャルは、2015年夏にASモナコからマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍により加入。攻撃陣の主力として3シーズン連続で2桁得点をマークするなど、本来のパフォーマンスを披露。2016/17シーズンにはジョゼ・モウリーニョ元監督のもとでUEFAヨーロッパリーグのタイトルを獲得していた。しかし、今季はプレミアリーグで17試合の先発出場にとどまったほか、今年3月に開催されたFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選で負傷したことにより、4月以降はすべての公式戦でメンバー外となっている。

 マンチェスター・ユナイテッドはサンチョの獲得でドルトムントに移籍金7300万ポンド(約112億円)+ボーナス500万ポンド(約7億7000万円)を支払うことで合意している。さらに、今月24日にはオーレ・グンナー・スールシャール監督と2024年6月までの新契約を締結。これにより、同監督のもとで序列が低下しているマルシャルは今夏退団に向かっているとのこと。クラブも5000万ポンド(約76億円)以上のオファーが届くことを望んでいるという。

 また、マルシャルの移籍先候補にはトッテナム・ホットスパーの名前があがっている模様。トッテナムはイングランド代表FWハリー・ケインが退団するものとみられ、ケインの後釜確保が大きな課題となっているようだ。

 なお、マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリードに所属するフランス代表DFラファエル・バランの獲得にも近づている。バランの獲得でも5000万ユーロ(約65億円)以上の移籍金を要する可能性が高いだけに、資金の捻出を考慮しているかもしれない。