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高額年俸のハメス・ロドリゲスは退団確実か!エバートン新監督がFFP問題に言及

ハメス・ロドリゲス 写真提供: Gettyimages

 エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、やはり今夏退団が既定路線となっているようだ。16日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 ハメス・ロドリゲスはジネディーヌ・ジダン前監督のもとで評価されず、昨夏にレアル・マドリードを退団しエバートンへ加入。今季は数度の負傷離脱もありプレミアリーグで21試合に先発出場にとどまったが、6ゴール5アシストをマークしていた。また、同選手はエバートンとの現行契約を来年6月まで残しているほか、1年間の契約期間延長オプションが付帯されている。

 しかし、2020/21シーズンまでエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティ氏が、先月にレアル・マドリードの指揮官に就任。ハメス・ロドリゲスは同氏から高い評価を得ていたこともあり、今夏移籍が噂されている。

 その中、アンチェロッティ氏の後任としてエバートンの監督に就任したラファエル・ベニテスは「ここ数年間にわたり(補強で)多くの資金を費やしたことは誰もが理解している。なので、ファイナンシャル・フェアプレー(の規定に抵触するかどうか)が問題になる。コンスタントにプレーせず、高額な年俸を受け取っている選手がいるならば、解決策を見つけることを望むはずだ。そのお金で複数の選手を獲得するだろう」とコメント。ハメス・ロドリゲスをはじめ複数選手の放出に動く考えを明らかにしている。

 なお、ハメス・ロドリゲス本人はレアル・マドリード復帰を望んでいると伝えられているが、同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は移籍先候補としてミラン、ナポリ、アトレティコ・マドリードの3クラブを本人に対して提示したとのことだ。