Jリーグ

J3首位富山の左伴繁雄社長、移籍市場初日に持論「代理人の方にはカテゴリーより…」

カターレ富山

 明治安田生命J3リーグに所属するカターレ富山の左伴繁雄代表取締役社長は、Jリーグの移籍ウィンドウが開いた今月16日に移籍に関する自身の考えをSNS上で発信した。

 カターレ富山はJ3リーグ14試合を終えて勝ち点26を獲得。福島ユナイテッドFCやFC岐阜など複数クラブとの上位争いを演じる中で首位に立っている。また、Jリーグの移籍ウィンドウは7月16日から8月13日までとなっているが、すでに多くのクラブがリーグ優勝や残留などの目標を達成する上での補強に向けた動きを見せている。

 その中、カターレ富山の左伴繁雄社長は16日に自身のSNSを更新。「夏window解禁。『J3なら行かない』…J1に長くいてレンタル要望を受けた選手からよく耳にした言葉だ。 だがだ、代理人の方にはカテゴリーより、会社の成長/やっているサッカーの内容/チームの雰囲気等といった本質を見てアドバイスしてあげてもらいたいかなぁ」とコメントを残しており、ファンから今夏の補強を期待する声が上がっている。

 なお、左伴繁雄氏は横浜F・マリノスの代表取締役社長や湘南ベルマーレの常務取締役、専務取締役を歴任した後、2015年に清水エスパルスの代表取締役社長に就任。J1リーグ残留争いに巻き込まれる時期もあったが、クラブ経営で確かな手腕を発揮し、多くのサポーターから支持を得ていた。昨年に清水エスパルスの代表取締役社長を退任した後は、同じ静岡県にホームを構えるバスケットボールチームであるベルテックス静岡のエグゼグティブスーパーバイザーに就任していたが、今年3月から現職を務めている。