Jリーグ

【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下

ジェフユナイテッド市原・千葉時代の町田也真人 写真提供:Gettyimages

町田也真人

クラブ:大分トリニータ
身長:166cm

プロとなった2012年から2018年にかけてジェフユナイテッド市原・千葉に所属し、1シーズン松本山雅でプレーした後、2020年に大分トリニータへ移籍したMF町田也真人。千葉在籍時は本職のトップ下のみならずサイドハーフでも出場していたが、直近数シーズンはトップ下で起用され続けている。

町田の武器は足元のテクニック、ポジショニング、そして味方や対戦相手のポジションを瞬時に把握する視野の広さだ。運動量も非常に多く、攻撃だけではなく守備にも貢献している。プレーごとに安定感があり、チームに安心感を与える。

更なる大きな特徴は、ボールをキープする時間が短いことだ。いつも必要とされている場所に顔を出し、パスをもらうとすぐにチームメイトに正確なパスをし、攻撃のテンポを生み出している。


アビスパ福岡時代の仲川輝人 写真提供:Gettyimages

仲川輝人

クラブ:横浜F・マリノス
身長:161cm

2015年に横浜F・マリノスに加入し、2016年と2017年に町田ゼルビアとアビスパ福岡にレンタル移籍したFW仲川輝人。2021シーズンは開幕当初から横浜FMのスタメンとして出場し活躍していたものの、第9節ベガルタ仙台戦で右ハムストリング肉離れの負傷をし約1ヶ月ピッチに立つことができなかった。

5月21日に行われた第15節柏レイソル戦で復帰するも、以降はスタメン出場が第16節の大分トリニータ戦の1試合にとどまっている。

それでも仲川は横浜FMにとって非常に重要な存在であり、今後は出場時間が増えるだろう。右ウイングでプレーする同選手の武器は速さであり、トップスピードに乗るまでが非常に早い。加速力のある彼のドリブルはなかなか止められない。


北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ・ソングラシン 写真提供:Gettyimages

チャナティップ・ソングラシン

クラブ:北海道コンサドーレ札幌
身長:158cm

今や北海道民に愛されて止まない小柄なMFチャナティップ・ソングラシンだが、2017年にタイ・リーグ1(タイ1部)から札幌に移籍してきた時は、日本人選手よりもフィジカル面で劣り、J1の舞台では勝負できないと思った人が少なからずいただろう。

しかし158cmのチャナティップは、その努力と素晴らしい成長ぶりで日本人サポーターに驚きをもたらし、現在は札幌の要としてフロントやチームメイトからの信頼を得るまでになった。

同選手の武器は3つある。ドリブル、ボールキープ力、そして精度の高いパスだ。その身長にしてフィジカル的にはやや弱いが、一度倒れてもすぐ立ち上がり対人勝負には負けない。2018シーズンは、全ての試合でベストを尽くして札幌のMVPとなり、東南アジア出身初のJリーグベストイレブンにも選出された。今シーズン前半は右ふくらはぎと左ひざの負傷に苦しんだが、今後の活躍が楽しみだ。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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