ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、セルヒオ・ラモス後釜にフランス代表DFがメインターゲットか。獲得条件は?

ジュール・クンデ: Gettyimages

 レアル・マドリードがセビージャに所属するフランス代表DFジュール・クンデをターゲットにしているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 2005年夏に加入以降、守備の要として活躍を続けたスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの退団が正式決定したレアル・マドリード。その完璧な後釜としてマンチェスター・ユナイテッドも視線を注ぐクンデをトップターゲットに見据えているという。

 しかし、同選手には8000万ユーロ(約104億6000万円)の解除金が存在しており、財政難を抱えるレアル・マドリードにとって困難なようだ。ただ、来夏に契約満了となるフランス代表DFラファエル・バランが退団した場合、その資金でクンデの獲得に向かうようだ。

 2019年夏にボルドー(フランス)からセビージャに加入したクンデは、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さを武器に世界屈指のDFに成長。今季も公式戦49試合に出場して、印象的なパフォーマンスを披露すると、現在開催されているユーロ2020のフランス代表メンバーにも初選出されている。