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ミラン主力MFケシエに国外2クラブが関心!契約延長交渉で問題が…

フランク・ケシエ 写真提供: Gettyimages

 ミランはコートジボワール代表MFフランク・ケシエと契約延長交渉を行っているが、イタリア国外のビッグクラブが関心を寄せているようだ。28日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在24歳のケシエは、2017年夏にアタランタからミランへレンタルにより加入。2019年にミランへの完全移籍が決定すると、昨季は公式戦35試合で先発出場。今季もセリエA36試合で先発メンバーに名を連ねたほか、UEFAヨーロッパリーグでも6試合で先発出場するなど、中盤センターで必要不可欠な戦力としてステファノ・ピオリ監督から信頼を得ている。

 ケシエとミランの現行契約は来年6月に満了を迎えるが、両者は契約延長にむけて交渉を行っている。また、ミランは来季開幕までに新契約締結で合意することを望んでいるものとみられ、年俸350万ユーロ(約4億7000万円)+ボーナスによる5年契約でオファーを提示するようだ。

 しかし、選手サイドは直近2シーズンにおけるパフォーマンスを加味して、さらなる年俸の引き上げを望んでいる模様。現行の年俸が220万ユーロ(約2億9000万円)であるが、500万ユーロ(約6億7000万円)以上を要求しているとのことだ。

 そしてケシエには、リ・サンジェルマンやプレミアリーグ制覇を果たしたマンチェスター・シティが動向を注視している模様。交渉決裂時には同選手の獲得に動く可能性があるようだ。

 なお、ミランはすでにイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの今夏退団が確実となっているほか、トルコ代表MFハカン・チャルハノールも契約満了での退団に向かっている。