セリエA ナポリ

ナポリ、元インテル指揮官と合意!近日中に公式発表へ

ルチアーノ・スパレッティ 写真提供:GettyImages

 ナポリはジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の退任を公式発表しているが、かつてインテルを率いていたルチアーノ・スパレッティ氏との契約締結で合意に達したようだ。27日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 ナポリは2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後任としてジェンナーロ・ガットゥーゾを招へいすると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを獲得。今季はユベントスやミラン、アタランタと来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を巡ってし烈な争いを繰り広げていた。しかし、セリエA最終節・エラス・ベローナ戦でドローに終わり、CL出場圏外の5位でシーズンを終了。試合後にはガットゥーゾ監督が契約満了により退任することを公式発表していた。

 ナポリ首脳陣はガットゥーゾ監督の後任として、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏をトップターゲットに掲げていたが、ユベントスでの監督業再開が確実となっている。

 また、現在プリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルトを率いるセルジオ・コンセイソンを招へいする可能性が今週に入って浮上。しかし、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はメディアインタビューでこの噂を否定していた。

 その中、ナポリはスパレッティ氏と年俸280万ユーロ(約3億8000万円)による2年契約を結ぶことで合意した模様。また、同氏は2019年5月にインテル監督を解任されているが、インテルとの契約期間が今年6月に満了を迎える。そのため、ナポリはスパレッティ氏の招へいで問題を抱えることがないようだ。

 来季UEFAチャンピオンズリーグ出場を逃したナポリは、セリエAの舞台で経験豊富な指揮官のもと、チームの再構築を行うことになりそうだ。