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鎌田大地、今夏フランクフルト退団か!40億円以上のオファーで放出へ

鎌田大地 写真提供:Gettyimages

 日本代表MF鎌田大地は、今夏にもブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトを退団する可能性があるようだ。17日、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 鎌田大地は明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖でプロキャリアをスタートすると、2017年夏にフランクフルトへ完全移籍により加入。当初は出場機会に恵まれなかったが、2018/19シーズンにレンタル先にシント=トロイデンVVでブレイク。フランクフルトへ復帰した昨季から主力に定着すると、今季はここまで公式戦29試合に先発出場して5ゴール15アシストをあげていた。

 しかし、同選手はフランクフルトとの現行契約を2023年6月まで残す中、メディアインタビューで今夏の去就が不透明であることを明言。その後、フランクフルトは15日に行われたブンデスリーガ第33節で最下位シャルケに敗れたことにより、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場の可能性が消滅している。

 これにより、クラブ首脳陣は鎌田大地を今夏の放出候補に入れた模様。『ビルト』はフランクフルトが3000万ユーロ(約40億円)以上のオファーが届き次第、放出を容認すると報じている。

 また、同選手の移籍先候補にはトッテナム・ホットスパーやワトフォード、セビージャなど複数クラブの名前があがっているが、現時点でフランクフルトに正式なオファーが届いていないようだ。

 すでにアディ・ヒュッター監督の今夏退任が決まっているフランクフルトだが、来季にむけて編成面の見直しに迫られている。現在レアル・マドリードからレンタル移籍により加入しているセルビア代表FWルカ・ヨビッチや今夏移籍が噂されるポルトガル代表FWアンドレ・シウバとともに、鎌田大地の去就にも注目が集まる。