Jリーグ ヴィッセル神戸

前神戸指揮官フィンクにギリシャ強豪からオファー!今冬にシャルケの監督就任打診を拒否

トルステン・フィンク 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸を率いた過去をもつトルステン・フィンク氏は、ギリシャの強豪パナシナイコスで指揮を執るかもしれない。17日、ギリシャメディア『Gargalianoi』が報じている。

 フィンク氏は昨年12月にブンデスリーガで最下位に低迷しているシャルケや中東クラブから監督就任の打診を受けたが、これらのオファーを却下。メジャーリーグサッカー(MLS)、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)、スュペル・リグ(トルコ1部)クラブからもオファーが届いていると伝えられていたが、現在もフリーの身である。

 一方、ギリシャ・スーパーリーグ(ギリシャ1部)の強豪パナシナイコスは、今季のリーグ戦を5位で終了。上位6クラブによるプレーオフでは2分3敗に終わったことにより、クラブ首脳陣は今月末までに新監督を迎え入れたい考えを持っている模様。

 その中、『Gargalianoi』はパナシナイコスがすでにフィンク氏にオファーを提示したと報道。同氏はすでにアテネに滞在しているものとみられ、近日中に会談を行うようだ。

 なお、フィンク氏は2019年6月にヴィッセル神戸の指揮官に就任。2019シーズンのJ1リーグこそ8位に終わったものの、天皇杯の決勝・鹿島アントラーズ戦で勝利し、クラブに初タイトルをもたらしていた。しかし、昨季はリーグ戦で勝ち点を積み重ねることができず、9月に家庭の事情により監督を退任している。