リーグ・アン パリ・サンジェルマン

PSGのイタリア代表FWが今夏残留を熱望!エバートンとの取引で…

モイーズ・キーン 写真提供: Gettyimages

 エバートンからパリ・サンジェルマン(PSG)へレンタル移籍により加入しているイタリア代表FWモイーズ・キーンは、PSG残留の意思を自身のSNSを通じて明かした。17日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 キーンはユベントスでトップチーム昇格を果たした後、2019年夏にエバートンへ完全移籍。プレミアリーグ挑戦1年目で公式戦33試合に出場したものの、うち8試合でしか先発メンバーに名を連ねておらず2得点に終わるなど不本意なシーズンに終わっていた。しかし、同選手は昨夏にPSGへ1年レンタルにより加わると、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリア、FWマウロ・イカルディ、ブラジル代表FWネイマールと強力なアタッカー陣を擁する中でも公式戦28試合に先発出場して18ゴールをあげ本来のパフォーマンスを取り戻している。

 ただ、キーンに関する取引では買い取りオプションが付帯されていない。また、前線の戦力強化を目指すユベントスが同選手を再び迎え入れることを望んでいると伝えられている。

 その中、キーンは16日に行われたリーグアン第37節・ランス戦でゴールをあげているが、試合翌日に自身のインスタグラムアカウントにおいて「パルク・デ・プランスでの試合でゴールを決めて幸せだ。(PSGのファンに)来シーズンも会えることを願っているよ」とゴール直後の写真とともに投稿している。

 なお、エバートンは同選手との契約期間を2024年6月まで残している。今シーズン終了後に両クラブが交渉のテーブルにつくか注目が集まる。