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ミラン、アタランタFW獲得へ交渉開始か!イブラとの契約延長がほぼ確実も…

ヨシップ・イリチッチ 写真提供: Gettyimages

 ミランはアタランタのスロベニア代表FWヨシップ・イリチッチの獲得にむけてすでに選手サイドとの交渉を開始しているようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

 イリチッチはスロベニア国内クラブに在籍した後、パレルモ、フィオレンティーナと渡り歩き2017年夏にアタランタへ加入。移籍1年目から2桁得点を決めると、前線に必要不可欠な選手としてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督から信頼を寄せられる。直近の2、3シーズンでは欧州カップ戦で鮮烈なパフォーマンスを披露していたが、今季はここまで公式戦17試合に先発出場にとどまっている。

 イリチッチとアタランタの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、今季に入って同選手とガスペリーニ監督の関係が悪化していることから、同選手は今季終了後の退団も視野に入れている模様。その中、ミランは選手サイドにコンタクトをとっており、今夏獲得にむけて交渉を開始したようだ。

 ミラン首脳陣はスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチとの新契約締結が既定路線となっている一方、前線で新戦力を確保した上で来季を迎える構想を描いているものとみられる。先月にはフィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチが獲得候補にあがっていると報じられていたが、イリチッチとの交渉に進展があるのか注目が集まる。