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清水エスパルス、4月1日にロティーナ監督の現役復帰発表!中山克広の背番号は…

東京V指揮時のミゲル・アンヘル・ロティーナ 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは4月1日のエイプリルフールのネタとして、今季からチームを率いるミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が現役復帰することを公式発表している。

 ロティーナ氏はスペイン国内の複数クラブで指揮を執った後、2017年に東京ヴェルディの監督に就任。東京ヴェルディで2シーズン連続でJ1昇格・参入プレーオフという実績を残すと、2019年からセレッソ大阪を率いて昨季はJ1リーグを4位で終えるなど自身の手腕をいかんなく発揮していた。

 同氏は今季から清水エスパルスで指揮官を務めており、第6節終了時点で勝ち点8を獲得している。しかし、清水エスパルスは4月1日午前、ロティーナ氏が監督業を兼務する形で再び選手としてピッチに立つことを発表している。この現役復帰についてロティーナ氏は「私が求めるサッカーをエスパルスで実現させるためにはどうしたらいいか、これまで自問自答してきました。そして、そのためには私自身が現役として復帰し、プレーすることが早道だと考え、今回の現役復帰を決断しました。また、何より私自身がプレーすることへの情熱が未だ冷めることなく持ち続けております」

 「この発表に至るにあたり、大熊GMに幾度となく相談しましたが、なかなか同意を得ることは出来ませんでした。しかし最後には私の熱い情熱と堅い決意を理解していただき、大変感謝しています。FWとして誰よりもゴールを決め、エスパルスに恩返ししたいと思いますし、貢献できると確信しています。サポーターの皆さんには若い頃のようなアグレッシブなプレーをお見せしたいと思いますので、これまで以上に熱いご声援をお願いします」とコメントを残している。

 また、ロティーナの背番号が「11」に決定したことに伴い、MF中山克広の背番号が「41」に変更となることもあわせて発表されている。中山克広はシーズン途中での背番号変更について「このたび、ロティーナ監督より背番号を譲って欲しいとの申し出がありました。僕は今季加入より付けさせていただいている11番に愛着とプライドを持ってプレーしてきました。しかし、ロティーナ監督の熱い想いに応えてあげたいとの思いが強くなり、今回、背番号を譲ることに同意しました。これから”41番”で心機一転、チームのために頑張ります!」と意気込みを語った。