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浦和レッズが獲得したノルウェー1部得点王ユンカー、移籍金は2.8億円に!2年契約でサインも…

キャスパー・ユンカー 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズはエリテセリエン(ノルウェー1部)のFKボデ/グリムトから元デンマークU-21代表FWキャスパー・ユンカーを完全移籍で獲得しているが、1日にデンマークメディア『bold』が契約内容を報じている。

 ユンカーは2014年にスーペルリーガ(デンマーク1部)のラナースFCでプロキャリアをスタートさせた後、デンマーク国内の複数クラブを渡り歩き、昨年にFKボデ/グリムトへ加入。2020シーズンは移籍1年目ながらリーグ戦24試合に先発出場し27ゴール11アシストをあげリーグ優勝に大きく貢献したほか、リーグ得点王に輝いていた。

 同選手の去就を巡っては、名古屋グランパスが獲得オファーを提示したほか、スュペル・リグ(トルコ1部)の強豪ベシクタシュやトラブゾンスポルも関心を寄せていると伝えられる中、浦和レッズがユンカー獲得で先月30日にFKボデ/グリムトとクラブ間合意に達していた。

 『bold』は今回の取引において浦和レッズがFKボデ/グリムトに対して移籍金1600万クローネ(約2億8000万円)を支払う模様。また、ユンカーとは1年の契約期間延長オプションが付帯された2年契約によりサインを交わしているようだ。

 外国籍選手の獲得、そして前線の補強が急務となっていた浦和レッズだが、ヨーロッパで実績を残したユンカーの獲得劇は多くのサポーターに衝撃をもたらしている。