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バルサやレアルなどリーガ3クラブがスペイン代表MF巡り争奪戦か!ナポリは移籍金78億円要求へ

ファビアン・ルイス 写真提供:Gettyimages

 バルセロナやレアル・マドリード、アトレティコ・マドリードはナポリのスペイン代表MFファビアン・ルイスの獲得に興味を示しているようだ。27日、スペイン紙『スポルト』が報じている。

 現在24歳のファビアン・ルイスは2018年夏にレアル・ベティスからナポリに加入すると、中盤センターを中心に複数ポジションをこなす点において高い評価を受け、昨季は公式戦41試合に先発出場。今季もジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のもとここまで24試合で先発メンバーに名を連ねている。

 ファビアン・ルイスとナポリの現行契約は2023年6月に満了を迎えるが同選手の去就を巡っては、かねてからラ・リーガ復帰の可能性がささやかれる中、選手サイドが年俸400万ユーロ(約5億2000万円)を要求していることにより契約延長交渉は難航している模様。また、先日にはアトレティコ・マドリードが今夏にも獲得に乗り出す可能性が伝えられていたが、バルセロナやレアル・マドリードもファビアン・ルイスの動向を注視しており、争奪戦に発展するものとみられるほか、ナポリは移籍金として6000万ユーロ(約78億円)を要求する構えを見せているようだ。

 なお、ナポリは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に失敗した場合には、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリをはじめ複数選手の放出に踏み切るという見方が広まっている。新型コロナウイルス感染拡大の影響によりナポリの財政面の悪化が指摘されている中、中盤の主力であるファビアン・ルイスの去就に引き続き注目が集まる。