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J1浦和、バルサBに在籍していたブラジル人FW獲得失敗。2.2億円の買取OP付レンタルでオファー

浦和レッズのホーム 埼玉スタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサンパウロが保有権を持ち、現在がバイーアECへレンタル中のブラジル人FWガブリエル・ノヴァエスの獲得オファーを提示したものの拒否されたようだ。25日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 現在21歳のガブリエル・ノヴァエスはサンパウロの下部組織で頭角を現すと2019年にはバルセロナのBチームやセグンダ・ディビシオンB(スペイン3部相当)のコルドバへレンタルにより加入。昨年に再び舞台をブラジル国内に戻し昨年11月にバイーアECへ今年12月までのレンタルにより加入すると、リーグ戦で14試合に出場している。

 ガブリエル・ノヴァエスの去就を巡っては、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAのレッドブル・ブラガンチーノがレンタルでの獲得に興味を示している模様。その中、浦和レッズは200万ドル(約2億2000万円)により保有権の70%を買い取るオプションが付帯された今年6月までのレンタル移籍、レンタル料10万ドル(約1000万円)という条件でオファーを提示したものの、サンパウロはこれを却下したようだ。

 日本の移籍ウィンドウが数日後に閉鎖を迎える中、現時点で外国籍選手がオーストラリア代表DFトーマス・デンのみとなっている浦和レッズは前線を中心に新戦力獲得へ動いているが、実現には至るのだろうか。