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インテル、サッスオーロ戦が延期に…正守護神ハンダノビッチら4名が新型コロナウイルス陽性に

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 インテルは今週に入ってイタリア代表DFダニーロ・ダンブロージと元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチが新型コロナウイルス陽性判定となっているが、陽性判定者が新たに出たことにより20日に開催予定だったセリエA第28節・サッスオーロ戦が延期となった。19日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 インテルはここまでリーグ戦27試合を消化して勝ち点65を獲得。2位ミランに9ポイント差をつけて首位に立っている。しかし、ダンブロージオは14日に開催されたセリエA第27節・トリノ戦での遠征直前に倦怠感を訴えてメンバーから外れると、その後のPCR検査で新型コロナウイルス陽性と判定されていた。

 また、ハンダノビッチは17日の全体トレーニングを欠席すると、その日のPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定となり、ダンブロージオと同じく隔離期間に入っている。インテルは2選手に加えてオランダ代表DFステファン・デ・フライやウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノも陽性判定になったことを公式発表。クラブ内でクラスターが発生した可能性が指摘される中、地元の保険当局の指導が入ったこともあり、サッスオーロ戦の延期に至っている。

 なお、セリエAでは先月にトリノの複数選手が新型コロナウイルスに感染したことによりリーグ戦2試合が開催延期となったが、代替開催の日程は未定となっている。